| ゴミ・し尿処理場問題 |
清掃センターダイオキシン調査
1999年(平成11年)3月議会
戸上幸子 第1点、款4衛生費、項2清掃費、目2塵埃処理費、ダイオキシン調査分析についてです。
ダイオキシン問題は、埼玉所沢の例をとるまでもなく、今全国的にも大問題になり、鳥羽市民にとってもかねてからの長期にわたる清掃センターの野焼きにかかわって、現場の付近住民の不安は続いています。所沢のように民間業者のダイオキシン排出ではなく行政の責任にかかわった排出ですから、その責任は一層重いと言わなければなりません。今回道仏地区の調査分析費がついたことは一歩前進です。道仏地区の住民からは土壌の検査とともに井戸水などを検査してほしいという声があります。当然これにこたえるものでなくてはなりません。今年度の調査分析の具体的内容を明らかにしていただきたいと思います。
◆3番(戸上幸子君) まず、第1点のダイオキシンの調査の問題ですが、今回は3検体ですね。地元の最終処分場隣接地域、道仏地区ですが、ここでの皆さんと協議した上でということの答弁がありました。実際に道仏地区の住民の皆さんからは心配の声が上がっておりますので、担当課としてよくこういう皆さんの声を聞いた上で、今年度の調査を実施していただくよう要望しておきたいと思います。
生ゴミ処理機への助成
1999年(平成11年)9月議会
戸上幸子塵埃処理費についてです。
まず、委託料として計上されている廃棄物処理及び施設整備事業計画策定業務について、その目的と計画の具体的な内容など詳細な説明を求めます。また、ごみ処理基本計画との関係はどう考えればよいのか。整合性はとれるのか。
2つ目に、清掃センターの焼却施設改良工事について、その説明を求めます。
3つ目に、生ごみ処理容器購入の補助金についてです。現在の利用状況はどうなっていますか。市長も熱心にごみ減量をおっしゃっていますので、今後さらに普及を図ることが課題と思われます。そのためには補助方法を簡略化することを検討してはどうでしょうか。例えば、中日新聞の報道によりますと、豊田市では電動生ごみ処理機が爆発的な勢いで売れているそうです。理由は、補助金の申請が簡単なことです。購入者が市内の電気屋さん等で処理機を買い、その場で申請書に必要事項を記入するだけで、後日指定した購入者の口座に市から補助金が振り込まれます。煩雑な手続をとる他の自治体の活用数を圧倒しております。環境保護はもちろん、市のごみ処理経費削減と消費不況で大変な市内の業者さんを応援することもでき、一石三鳥になります。いかがですか。
戸上幸子 塵埃処理費の問題です。先ほどの担当課長の答弁の中で、今回の廃棄物処理及び施設整備事業計画策定業務と本市のごみ処理基本計画、これとは随分いろんな面で方針が違っておりますので、整合性がとれなくなってきていると。平成4年に作成して12年度、見直しの時期ということですが、これを直前になって見直すということではなくて、今から市民の声を十分に聞いていただいて、余裕を持った対応をして本市のごみ処理基本計画をきちっとつくっていただきたいと思います。そういうことを要望しておきたいと思います。隣の阿児町では、今回はこのごみ処理基本計画の見直しの予算も計上されているというふうに聞いております。作成年度もうちより1年早いようなんですが、ぜひともそういう点でおくれをとらないような対応をしていただきたいと思います。
次に、生ごみ処理機の購入の補助方法です。現在はなかなか難しいですが、今後検討していくというような答弁をいただきました。私、きのうの一般質問でも住宅改修の問題を取り上げました。わずかな金額でもまちづくりと一体となって市内業者を応援していくということが、とても大切ではないかと思うんです。ですからいろんな施策をするときに、市内の産業活性化に結びつけていくという視点を忘れずに取り組んでいきたいと思いますし、ぜひともプラス思考で早く検討を進めていただきたいと思います。
拠点ゴミステーション設置について
2000年(平成12年)3月議会
戸上幸子 拠点回収用ごみステーション設置工事について詳細な説明を求めます。
戸上幸子 拠点回収用ごみステーションの設置です。
10カ所をモデル地域としてということで答弁がありました。分別収集が進むということは私とても歓迎します。しかし、これまでの経過を見ますと、市民からも早く新聞紙を集めてほしいと、何か罪悪感で新聞紙を普通のごみで出さなくてはならない、新聞紙を集めてほしいという声があったわけで、私もそのたびに担当課に伝えてきました。しかし担当課の返事は、鳥羽のごみ質は生ごみが多くて、高温で焼却するためには紙は燃料源として欠かせないと、そういう答えでした。ですから私としては、市民の生ごみ処理機等の普及だとか、そして、業者の生ごみの分別収集などの動向を見て、この紙類の分別収集は実施していくのかなと思っていたわけです。ですから、その問題はクリアしているのかどうかということをきちっとお聞きしたいと思います。実際に、松尾の清掃センターの焼却炉の見学に行きました時も、やはりダイオキシン等の問題で温度を下げないために担当者としては非常に苦労しているということも聞いておりますので、その点が大丈夫なのかということですね。そして、今回10カ所をモデル地区ということですが、これによって紙類、大体全体の何割程度を見込んでいるのか。例えば大幅に9割、8割集まってしまうようでは、先ほど指摘した問題との関連でどうなのか。その点についてご答弁いただきたいと思います。
松尾へのゴミし尿処理場設置問題を批判する
2000年(平成12年)3月議会
広域連合が松尾へのガス化溶融炉建設を計画。問題点を全面追求し、地元松尾町民から大きな賛同を得た質問です。
◆12番(戸上幸子君) 皆さん、おはようございます。
それでは、質問をいたします。
この議会は、20世紀最後の予算議会です。上程されている予算で鳥羽市は21世紀を迎えます。長引く不況の中であえいでいる市民は、どんな予算になるのだろうか、暮らしに日が差し、家計が少しでも温まる施策が提案されるのだろうかとかたずをのんで見守っています。さらに、私たち議会にも本領を今こそ存分に発揮してほしいと切望しています。
市長は、本議会の施政方針で、市民に開かれた行政運営が求められており、市民の視点に立った行政を展開しなければならない、こう明言されました。では、本当に井村市政は市民に開かれ、市民の視点に立っているのか、二つの重要問題についてただします。市長、明快な答弁を求めます。
まず第1は、鳥羽志勢広域連合のごみ・し尿処理場候補地松尾町選定の経緯と、本市のごみ処理基本計画についてです。
現在、日本のごみ行政は大きく行き詰まっております。ヨーロッパでは、企業の使い捨て商品には課徴金を科すなど、ごみをもとで減らす根本的な対策をとってきました。ところが日本では、出たごみをどう燃やすか、新しい技術でどう処理するかということばかりに熱中してきました。その結果、ふえ続けるごみと塩素系の物を燃やすと発生するダイオキシンの対応に、本市を初め全国の自治体が悲鳴を上げております。ごみ・し尿処理施設は必要です。ダイオキシンの14年対応、し尿の15年対応も迫られています。
本市も分別、減量化、リサイクルに努め、市民への理解と協力を求めてきました。特に、自治会役員や婦人会役員、ごみ委員の皆さんの努力は並大抵のものではありません。まさに、ごみ・し尿問題は、市民みんなが我がこととして考え取り組まなければならない課題です。市民の自覚と理解、協力なくしては一歩も進まない、根本的解決には向かわない、これがごみ問題です。
だからこそ、市長の施政方針、市民に開かれ、市民の視点に立った市政が不可欠であります。実際に、広域連合のごみ・し尿処理場建設候補地決定過程は、市長が言うこの不可欠の姿勢が貫かれたのか、3点についてお聞きします。具体的にご答弁ください。
第1点、松尾町の住民、鳥羽市民の合意形成なるものの過程についてただします。
市長あなたは、「広報とば」の「均やんのインとばネット」で、「松尾町の皆さんの苦渋の大決断で内諾いただいた」と書いています。また、「この4カ月の間、何度も会合を開き説明をさせていただいた」と、さも住民の声をくみ尽くしたかのように書いています。これは事実とは全くかけ離れているのではありませんか。
ここに、地元町内会が出している経過説明資料があります。これによれば、あなたが参加して町民の皆さんに説明させていただいた会合は、昨年12月23日と26日のたった2回ではありませんか。どうして「何度も」ということになるのでしょうか。しかも、この全体集会では、市長の説明に町民から反対の声が多く寄せられ、合意できるようなものではなかったのではありませんか。その後、町民自身が意見を述べる機会があったのは、1月の各組での集まり1回だけです。さらに、市長が松尾町民に初めて建設計画を明らかにしたのは12月23日、生産森林組合が内諾したという2月7日までわずか39日ではありませんか。何が4カ月の間でしょうか。あなたが4カ月と思い込んだとしても、本来「たった4カ月」というのも前代未聞のことだと思います。伊勢・度会広域連合は、し尿処理場建設の検討だけで2年間を費やしたと言っております。余りの拙速ではありませんか。
事実、2月17日の新聞で、「地元が内諾」という記事を見た松尾町の住民から、これまでたった3回集まっただけなんだ、1度も採決をとったことはない、いつの間に決まったのかと松尾町自体がびっくりしている。本当に決まったのか、こんな声が上がりました。当然のことです。松尾町民にとっては、年末年始の慌ただしい中でした。多くの町民が、臨時総会か、あるいは3月に行われる定期総会で、もう一度全体の集会があり、そこで決がとられるものと考えていました。これも至極当然です。
市長が、松尾町民の皆さんの大決断というのは何を根拠にしているのですか。実際に秘密投票で賛否をとることはなく、全町民集会でも賛否はとりませんでした。あなたの言う住民合意とは、役員会、組長会議の判断で、全町民の意思を反映したものは何もなかったのではありませんか。一体、松尾町民に大決断を補償するどのような詳しい情報を公開したのですか。具体的項目で述べていただきたい。
担当課によれば、市が松尾町に配付した市長は、私たち議会に配付したものとほぼ同じ、建設候補地の地図と施設フロー図、搬入されるごみ量、たったこの3枚だけで、あとは口頭による説明です。
市長、大決断という以上、直接関係する地域住民がその命、財産、環境、子々孫々、もろもろを深く吟味でき、考えに考えて、十分の上にさらに十分な検討と論議を経てこそ、できてこそ、「大」のつく決断が可能なのではありませんか。こんな不十分極まりない資料だけで松尾町民に大決断を迫ったとしたら、それこそ行政側の大失態なのではありませんか。
松尾町にごみ処理場をつくる際、今後こういう施設はつくらない、これっきりだという約束があったと多くの町民が証言しています。市長、以前の市長時代のことですが、こういう約束はあったのか、なかったのか、あなたは調べたことがありますか。
次に、市民に対する問題です。
広域連合で鳥羽市内を候補地にされながら、候補地選定まで一切の情報を、市民にも議会にも知らせなかった。なぜ隠したのですか。その理由を明快に述べていただきたい。
本来なら、候補地の選定問題を踏まえて、専門家や先進自治体を招いてごみ問題のシンポジウムを開催、市民集会などを重ねて、全市民の合意形成を図ってしかるべき大事業です。なぜその努力を怠ったのですか。市長はしなくてもよいと考えているのか、それとも、必要だができない理由があったのか、どちらですか。
市長は、施政方針で、より市民に信頼され親しまれる市政運営に努めるため、鳥羽市情報公開条例を制定し開かれた行政運営を推進してまいりたいと述べました。どこが開かれた行政運営でしょうか。閉ざしているではありませんか。言うこととやっていることが全く逆だと言わざるを得ません。阿児町は白紙撤回になりました。市長は広域連合長として、阿児町民と議会がなぜ白紙撤回と決したか、その理由を何だと認識していますか。
以上、市民に開かれた市政を本議会に明言なさった市長の明確な答弁をお聞きしたいと思います。
第2の問題は、松尾町民と市民、広域連合全住民の疑問と心配に対する市長の見解について、6項目質問します。
最大の問題は、市民の飲み水の源流からわずか100メートルの至近距離にごみ・し尿処理施設を建設するということです。鳥羽市民にかけがえのない水道水源流と目と鼻の先につくる。しかも、1市7町、これまでの3倍のごみとし尿の量です。何という無謀な計画でしょうか。全国にこんな例はありませんよ。ごみの焼却工場は、いわば化学反応工場だと言われております。ごみには多種多様な物質がまじっています。それらの燃焼に伴っていかに複雑な化学反応が起こるか、現代の化学では十分把握できておりません。複雑過ぎてとても実験で再現できるものではないと、化学者が言っています。どんな最新鋭の施設でも絶対安全ということはあり得ないわけです。そういうものであるなら、市民の命を預かる市長として、水源地からできるだけ遠ざけようと苦慮なさって当然ではありませんか。昨日の議会では、「安全だ、安全だ」と市長は言い張っておりますが、市長の言明は信用できません。なぜなら、市民は、現在の汚水処理施設からの放流水についても心配の声を上げてきました。この放流水は、加茂川を経て市民の飲み水になります。放流口の周辺で真っ黒に変色している石や変形した魚を見ている地域住民は不安を抱き続けてきました。ダイオキシンを検査してほしいと再三にわたって要求してきました。私も、議会で取り上げてきました。ところが市は、ただの一度もダイオキシン検査をしませんでした。しなかったのは、しなくても大丈夫だと認識し判断をしていたからです。ところが、きのうになって、同僚議員への答弁で今年度からダイオキシン検査をすると言い出しました。なぜ今になって態度を一変させたのかお答えください。
2番目、建設候補地は、水源である加茂川上流と100メートルの距離で、しかも、市は水源涵養地域に指定しています。5万6,000平方メートルの山を崩してしまって、保全とどう整合するのですか。
平成8年に民間の産廃業者が同じ松尾の山林に施設建設をもくろんだ際、木田議員の質問に対して、当時の保健環境課長、現在広域の島田ごみ担当課長は、「水源涵養地区の山林の大半を所有している松尾生産森林組合に対して、山林の保全を図るため、国の保安林指定を受け、山林と利水の環境保全を図る計画を指導いたしております」、こう答弁しました。すなわちあなた方は、ここは大事な山林と利水地域だから施設建設はいけません、保全しなさいと行政指導までしてきたんです。さらに、当時の水谷市長は、「市は将来においてもこの地域が山林の環境と水資源の保全を図る地域と位置づけております」、こう言明しました。わずか3年前です。その舌の根も乾かないうちに、今度は「保全できない、削って処理場をつくるんだ」では、行政の一貫性はありません。以前の答弁は破棄するのですか、お答えください。
加茂川を水源として飲料水にしているのは鳥羽市の半数の世帯です。環境ホルモン物質の例を引くまでもなく、汚染物質はごく微量でも人体にも生物にも重大な影響を与えます。市民が心配するのは当然です。既に昨年4月発行の広域連合鳥羽志摩だよりでは、「処理水を園芸施設に利用する」とはっきり書いています。直接水源へ放流しなくても、散水すれば地下水となって影響は同じことになります。また、「焼却灰は固形化を図り、レンガ、タイルなどへの利用を検討します」とも書いています。溶融炉方式でしかできないことを、なぜ既にこの時点で書いているのですか。全く矛盾した答弁を繰り返しております。
また、この土地にまつわる支障は、過去も現在もありませんか。全協でクリアしたと説明しましたが、改めて確認しておきます。市長、お答えください。
3番目です。阿児町では、「よそのごみもし尿も要らない」と町を揺るがす反対運動で、建設が白紙撤回されました。ごみとし尿は別々の町で分担し合うことも、検討して当然です。なぜ2つとも鳥羽市が引き受けるのか、市民は疑問視しています。
一方、市長は複合施設のメリットを強調しています。市民に強調する以上、確信がおありのはずです。それでは、全国で成功させている事例を述べていただきたい。モデルはありますか。
4番目、市は、現在の最終処分場の埋立物を溶融施設で処理したいと住民に説明しております。それは、鳥羽市の最終処分場埋立物だけなのですか。それとも、連合町のものも含むのですか。予定している総量、処理数、期間はどれだけを見込んでいますか、お答えください。
5番目、近隣には水田を耕作する農家が何軒かあります。隣接合意をしていない地権者もいます。合意は必要ないと考えているのですか。これらの農家は、用水はこれまで加茂川の本流を取水していました。ところが、最終処分場ができて、処理場の処理水放流口の直下にあるためこれを断念し、別の支流から水路を開拓して導水をしています。新たに施設が建設されれば、この導水が不可能になり、水田を放棄しなければならない農家も出てきます。耕作者にとって水田の放棄は、みずからの手足をもぎ取られるのと同様です。市は、そういう市民の視点に立った対応をしましたか、お答えください。
6番目です。ガス化溶融炉方式の認識です。
市長は、昨日の村山議員への答弁で、「ガス化溶融炉方式は地元要望なので連合へ強く要望していく」と言いました。幾ら地元要望といえども、施設の中核中の中核である焼却方式について、市長たる者何らの検討もなしに推薦できるはずがありません。「まだ処理方式は決めておりません」という逃げの答弁ではなく、市長が強く要望するというガス化溶融炉方式をどう認識しているか、お聞きします。
以上6項目、詳細な答弁を求めます。
最後に、ごみ処理基本計画の方向性についてお尋ねします。
冒頭述べましたように、この問題は松尾町住民だけにかかわることではありません。市長は、先ほど取り上げた「広報とば」紙上で、「松尾町の皆さんには迷惑なことで歓迎しないものを、苦渋の大決断で内諾した。市民はそれを心せよ」と、こう書いて市民に協力を求めています。これまで質問してきた具体的内容が何もわからないで市民に協力を求めても、それは無理というものです。情報は一切明かさないで協力だけ迫るのは、まさに市民に白紙委任を求めるものです。事は市民の命と暮らしにかかわることです。全市民に対する説明会、情報公開をどう図るつもりなのか、お答えください。市は、ごみ処理基本計画の策定を準備しています。ごみ減量化の数値目標をどう設定するのか、お答えください。
以上がごみ問題です。
◎市長(井村均君) 戸上議員の第1問目の鳥羽志勢広域連合のごみ・し尿処理場候補地松尾町選定の経緯、本市のごみ処理基本計画についての質問にお答えをいたします。
松尾町住民、鳥羽市民の合意形成過程の問題の1点目の、候補地選定まで一切の情報を市民にも議会にもなぜ隠したのかということでございますが、候補地の選定段階において、施設計画が未決定であり資料としての提出はできませんでしたが、説明会等により持っていた情報をお示ししたつもりでありますので、隠していたというよりも、情報提供に少し不十分な部分がありましたが、説明会等で口頭で、あるいは視察に行っていただいた方々に現地で見ていただいて、いろいろとご理解をお願いしたものであります。
2点目の松尾町町民にはどのような情報公開をしたのか具体的にということでございますが、私がお願いする側でありますので、候補地の場所、広域連合のごみ・し尿の人口規模及び処理量、施設の環境状況、道路アクセス等を会議には出させていただいてきました。
3点目の住民投票で賛否をなぜとらなかったのかということでございますが、住民投票ばかりではなかなか事が運びませんから、今回は松尾町住民の方々の意思を最優先に考え対応をさせていっていただきました。
それから、現処理場の年数の問題でありますが、谷本市長の時代に、現在の松尾町のごみ焼却場を建設させていただくということでお願いをし、あと10年ほど残っているわけですが、その間、松尾町の町内会と当時の市長の間で契約の取り決めをしたものは私も見ておりますし、十分承知をしております。
4点目の阿児町が白紙撤回となったその理由は何かということでございますが、その最大の理由は、地元住民の理解を得ることができなかったので、ご協力がいただくことができなかったと認識をしております。
次に、松尾町民と市民、広域連合全住民の疑問と心配に対する見解の1点目、現在の処理施設とは汚水処理施設を指すものと思いますが、放流水のダイオキシン検査はしておりません。また、付近の井戸、田の土壌等についてはダイオキシン検査を行っております。汚水処理場からの放流水の水質検査は月1回実施をしており、その結果を見る限り問題はないと認識をしております。
今後のダイオキシン検査につきましては、昨日世古議員にお答えをさせていただいたとおりでありまして、ダイオキシン検査は、これまで井戸、田の土壌等についてやってきたものでありますから、本年度はそれを拡大をするということであります。
2点目のこの地域は議員ご存じのように水源涵養地域でありますので、今度の連合施設においては、川へは水を流さないということで地元の承諾をいただいておりますので、その点ご理解を願いたいと思います。
3点目のごみ・し尿とも鳥羽市が引き受けたことに疑問視をしているということでございますが、ごみとし尿処理施設を併設すれば、施設の維持管理経費が低減されるとともに、し尿処理施設からの排水をごみ処理施設の冷却水等に利用したり、し尿に混入された異物を処理するなど、両施設の有効な活用が図られると考えております。
4点目の最終処分場の埋立物の処理は、当市のものについては順次、計画的に処理をしていきたいと考えております。他町のものについては、今後広域連合の検討課題と認識をしております。
なお、加茂川上流に水を流さない、それから最終処分灰をなるべく出さないということは、地元の強い要望でありますので、私どもとしましてはその要望にこたえていきたいと思っております。
5点目の隣接農用地の地権者についてでございますが、地権者へは説明を行い、今後理解が得られるように努力をしてまいりたいと考えております。
6点目のガス化溶融方式という問題、認識を問われたわけですが、ガス化溶融方式といいますのは、排ガスからのダイオキシンやばいじんを抑え、水や焼却灰をほとんど出さずリサイクルができる式と認識をしておりますが、広域で行います焼却施設をガス化溶融炉と決めたわけではありません。地元からは溶融方式でぜひ最終処分灰を少なくしてほしいという要望を受けておりますので、溶融炉全体を指すものと私どもは解釈をしております。
なぜ、急いだのかという部分について少し述べておきたいと思います。
本来でありますと、鳥羽市も、志摩5町も、南勢、南島町も、それぞれにし尿処理場、あるいはダイオキシン対策のできる焼却場をつくっておくべきであったと私は思うわけなんですが、平成10年にダイオキシン規制が大変強くなった。そして、し尿の海洋投棄もできないという状況になった中で、1市7町とも陸上でし尿処理をするところが1カ所もなかった。また、それぞれの炉もダイオキシン規制に対して対応できる炉が少なかったということで、急いで2つを行政責任としてつくらなければならなかったという中で、広域連合として場所をみんなで持ち寄り、その中から阿児町にお願いをし、このたび松尾町にお願いをしたという部分、確かに急いだ部分がありますが、それは、どうしてもやらなければならないというタイムリミットに向けての取り組みであったということをぜひご理解をお願いしたいと思います。
一般廃棄物処理基本計画の方向性についての1点目、ごみ減量化の数値目標の設定でありますが、分別・リサイクルを基本に、広域連合と歩調を合わせながら目標値を設定して、今後ごみ減量化に全力を挙げてまいりたいと考えております。
2点目の基本計画に関しましては、広域連合を構成している地区全体で作成することとなりますので、広域連合において対応していくようお願いをしたいと思っております。
◎市長(井村均君) 少し聞き漏らした部分がありますので、1問目の答弁漏れに対して答弁をいたします。
平成元年に水源涵養地であるということで、水谷市長が、将来山林と水源涵養地の保全を図ると議会で約束をしたと、その部分を破棄するのかというご質問だったということであります。そのことでありますが、先ほど私は、水を川へ流さないということを申し上げましたので、もうそれでいいかと思ったわけなんですが、開発造成という部分に触れたとのことでありますので、5万6,000平米をいわゆる処理場に造成すると。全体としては約18万8,000平方メートルでありますので、これは、私どもの鳥羽市の自然と環境を守る条例には、いわゆる水源涵養地には70%を残して30%しかできないという規定がありますから、この条例を守ってまいるということであります
◆12番(戸上幸子君) 市長からごみ問題で答弁がありましたが、いろいろ抜けているところもありますので、その点も再度お聞きしながら、2問目の質問を続けたいと思います。
まず、ごみ問題では、大きくは合意形成過程の問題をただしました。市長は、市民の視点に立った、そして市民に開かれた市政をと常々言っておられるわけですが、こうした考えが、この松尾町のごみ処理施設建設問題で貫かれたのかどうか、これが一番問題であります。先ほど市長は、住民投票では事が運ばない、松尾町民の意思を最優先にしてというようなことを言われました。これは、答弁自体が全く矛盾していると、一体どういうことなのかなと思いました。松尾町の意思を最優先するのであれば、住民投票という立場が一番民主主義です。そういった点でもう一度答弁いただきたいと思います。
阿児町の白紙撤回になった経過なんですが、連合議会の議事録を、私読みました。この中で、阿児町の公明党の坂下 登議員はこう発言しております。「阿児町内への施設建設を、議会にも住民にも何ら説明しなかった。それが白紙撤回の要因だ」、これに対して井村連合長は、「こういう施設を建てさせてくださいという部分をもっときちっと広報すべきであったという後悔をしておるわけなんです。」こう反省しております。その教訓を一体どこへやってしまったのでしょうか。また、竹内知尋阿児町議員は、「住民の納得のいく説明、決定の意思の形成過程を住民によく知らせて行くことが極めて大事ではないか」と質問し、これに対して井村連合長は、「お説のとおり、いわゆる情報公開といいましょうか、周知徹底をしていくことを基本に考えておりまして」と、このように答えております。この答弁どおりやっていないではありませんか。阿児町の白紙撤回の教訓を生かしていないと、全く同じ手法で松尾町でも進めた。そして、松尾町民から自分たちは納得していないんだ、そういう声がたくさん私のところにも寄せられておるわけです。松尾町には組が9組あります。その中でも、明らかに反対とした組もありました。こんな大事な問題ですから、本当に住民の真意を酌み尽くす姿勢が必要であるわけですが、それがされておりません。私のところにも文書や電話、直接訪問者もありました。松尾町を訪問もさせていただきました。その中で、反対だ、納得いかないという人が多数です。そして、住民の方はこう言っています。「もし住民投票して、多数決で賛成が多いなら、それは民主主義だから自分たちは従わなければならない、従いましょう。しかし、決もとらないではないか。意思表示の場がないではないか」と、このように皆さん同じように訴えております。
先ほどのもとの住民投票に戻るわけですが、なぜ全住民の賛否を問う無記名の秘密投票を実施できないのか、これは市長としても大きな責任があると思うんです。市長に自信があるのなら、率先して住民投票やるべきではありませんか。こんななし崩し的なやり方でごみ行政が進んでいくということは、本当に私問題だと思います。
もう一つの問題としまして、地元には谷本市長の時代、もう今後こういう迷惑施設はつくらないという約束がありました。市長は承知していると言いました。しかし、その後の展開はありませんでした。これははっきり言いますと約束違反ではありませんか。昨日の議会でも、世古議員が取り上げました。今回、広域連合の処理施設が松尾に決まったら、次は違うところで引き受けてもらうべきではないか。市長もうなずいて聞いてらっしゃいましたし、そういうことを自分としても言っていきたいと、そのようにおっしゃいました。ところが松尾町、かつての谷本市長との約束をほごにされて、また、今度は鳥羽だけではなくて、広域の分まで受け入れると、この約束違反、市長何と考えているんですか。これについてもご答弁いただきたいと思います。
昨日の全員協議会で、議員の中に市職員への圧力、こういうことを問題にした議員さんがいらっしゃいました。一様に私ども議員も驚いたわけなんですが、助役が松尾町在住の市職員を個別に呼んで指導していたと、こういうことが問題になったんです。私訪問しましたときも、地元でもうこの話で持ち切りでした。「戸上さん、こんなことが許されていいんか」と、もううわさになっているんですね。知らない人はいません。どういう意図のもとにそういうことをしたのですか。職員たちは、明らかに市幹部からの圧力と感じていると思いますが、それこそ市長のよくおっしゃる人権にかかわることではありませんか。明快な答弁を求めます。
次に、住民、市民の疑問と心配の6項目についてです。
まず、飲み水の問題。国には水質汚濁防止法というのがありまして、それによって水質検査をしないと、これは違反ということになりますので、月1回決められた水質検査をすることは、これはもう当たり前のことです。問題は、ダイオキシン検査ということなんですね。ダイオキシン検査、昨日の議会で放流水だけと、1カ所、こういう答弁がありました。私は、素掘りの排出液やその周辺の土壌、処理水の排出口付近、そしてまた、処理水を流していない日の支流や加茂川の各地点、岩倉水源地など住民の要望に即して各箇所実施するということを求めたいと思います。松尾や岩倉ではお米もつくっているわけですから、当然だと思います。
そして私、三重県の南勢志摩県民局での環境グループで取り寄せました、国のダイオキシン対策特別措置法というのが施行されまして、この1月15日からダイオキシンの放流水質測定が義務づけられております。ですから、現在でも、汚水処理施設は水源地の上流ですから、ずっと加茂川の下流でそういうものを検査する必要があるが、市長はどう考えるか、この点についても答弁を求めます。
次に、水源涵養地域との整合性の問題です。
市長の答弁は非常に歯切れが悪かったわけなんですが、産廃はだめだが一廃なら保全できるということだと思いますね、先ほどの答弁は、聞いておりますと。その客観的根拠は一体何なんですか。やっぱり絶対安全を義務とする市民の飲み水の供給の責任を市長は負っているわけですから、その辺きちっと答弁していただきたいと思います。
また、鳥羽市民の自然と環境を守る条例第61条にはこのように書かれております。「土砂の流出により水産生物に影響を与えるおそれのある行為、または海洋、公共の用に供する河川を含む−−すなわち水道水源上流もそうですが−−ここに産業排水、し尿及び雑排水等を排出する施設を設置しようとするものは、関係漁業協同組合の同意を得なければならない」と規定しています。これ市長、同意は得ていますか。これについてもご答弁をいただきたいと思います。
市は、緑地面積、さっきの70%水源地区だから必要だということですが、そのために緑地面積13万2,000平方メートルを確保しなければならないわけですが、現状が水源涵養地となって、自然緑地として自然に存在している地域なわけです。ここをなぜわざわざ改めて緑地と規定し直さなければならないのか。どういう植生をするつもりなのか。生産森林組合の借り上げ面積をふやすだけではないのですか。その点について市長はどう考えてみえますか。
それと、地権者への同意の問題ですが、これは第1問目でも言いましたが、大切な問題だと思うんですね。その人の生きる権利にかかわってきます。ずっと全員協議会でも、市長は、地権者の同意を得るように努力したいと、こういう答弁でとどまっております。しかし、どんどん森林組合の内諾を得たり、全協、そして広域連合と事は進んでおります。この段階においても、地権者の同意、得なくていいんですか。隣接の地権者の同意は得なくても、どんどん進めていくのですか。もう一度お聞きします。
それから、埋立物の問題ですが、市長はとりあえず鳥羽市の最終処分場、掘り返してやっていきたいと。それから、あとの志摩5町の分は広域連合で検討していきたいと、このように答弁されました。ということは、鳥羽志摩の広域連合のすべての最終処分場の埋立物を松尾で、松尾にできる溶融炉施設ですべて処理するということですね、確認しておきたいと思います。
もう一つ大事な問題が浮上してきているわけです。市長はこれまで、松尾にも、そして議会にも、平成14年度のダイオキシン対応が非常に厳しいので急がなくてはならない、このように言ってきました。ところが、数日前の新聞を読んでびっくりしました。もうこれには間に合わないと市長は言っているわけです。地元と夏ごろまでに契約をし、施設の完成までには4年もかかると。そうすると、14年12月以降の私たちが出すごみやし尿は一体どこへ行くのか。その点について市長の答弁を求めます。
次に、先ほど市長からは答弁なかった土地の問題についてお聞きしたいと思います。
ここに松尾町の生産森林組合と株式会社シニアワンダーヒルズとの仮土地賃貸借契約書があります。平成5年10月31日に調印したもので、当時の松尾区長、北地楠由氏の名前と区長の公印がついてある公式契約書です。今回建設予定の場所は、既にこういう契約がされているところの土地です。松尾町生産森林組合所有の西片ビタ1,240の2番地ほか、公簿面積100万坪を60年間にわたって賃貸する途方もない契約であります。賃貸料は年間3,000万円で、第3条には、「本日乙は第1年度の土地賃借料を甲に支払い−−甲とは松尾生産森林組合です−−甲はこれを受領した」と記載されております。この100万坪の中には、今回の処理場建設用地が入っております。この契約書の存在を市長はご存じでしたか。これの答弁を求めます。
◆12番(戸上幸子君) 3問目の質問を行います。
住民投票についてですが、市長自身がお認めになったように、直接民主主義ではなくて間接民主主義というやり方です。しかも、この間接民主主義、そのやり方が、中身が問われております。区長や組長に、市民、町民が子々孫々までの命や安全にかかわる、そういうことをこれだけの情報だけで、白紙にすることができるのかどうか、圧倒的多数の合意を市長は得られていると言いました。しかし、どう見てもこれは市民の多数の合意を得ているとは思えません。教育長出身の市長とはとても思われません。一体何を恐れているのか、私この質問を通じて思いました。自信があるのなら住民投票をやればいいではありませんか。
次に、水源の問題です。
ダイオキシン検査、放流水を1カ所だけという課長の答弁がありました。私は市長に答弁を求めたいと思います。市民は、現在の汚水処理施設についても不安を持っているわけです。実際、鳥羽市の半分の市民がこれを飲み水としております。たった1カ所でダイオキシン検査はいいのですか。地下水に浸透しているということも大いに考えられます。町民や市民から要望のある加茂川の各地点においてのダイオキシン検査、これをやるかどうか、市長の明快な答弁を求めます。
3点目ですが、市長は私の1回目の質問に対して、放流水をごみ処理施設で利用している、そういう例が全国にあるのかと私質問しました。そのことに対しての答弁は全くありません。先ほど水源涵養地区については聞き漏らしたとかいうことがありましたが、その聞き漏らすこと自体が大問題ですし、また、このように都合の悪いことは答えない、これはもっともっと問題です。全国にそういう先進地の事例があるのですか。放流水が何トン出て、そしてまた、それがごみの焼却に何トン使われるか、そういう数字的なものは全く私たちに公開されておりません。これについても答弁を求めます。
もう1つ土地の問題です。
市長は、1月終わりに知ったと、そして松尾町が公的な対応をしていると、このように答弁しました。ということは、係争中だということです。これは大問題ではありませんか。いわくつきの土地であるということが言えると思います。2月16日の全員協議会では、市長はこの問題クリアしたと言いました。クリアしていないではありませんか。全協を欺くような答弁内容であったと思います。しかも、市は一貫して、この土地の問題については松尾町と業者の関係だと、問題だと、このように言ってきました。しかし、市がこれにかんでいたのではないですか。この先ほど紹介しました仮土地賃貸借契約書、これを見ますと、区長が公印を押した開発同意書には、区長の手でこういう言葉が添えられてあります。「ただし、今後の協議及び話し合いは市役所企画課を経由すること」、こう書いてあります。企画課長、あなたは知っていたんでしょう。100万坪の土地の開発計画です。しかも、その契約書には「企画課」とはっきり出ています。知らなかったら知らなかったで大問題でしょう。
この土地の賃貸借契約書、年間3,000万円もの大金を60年の長きにわたって払い続けようとしたのは一体だれだったのか。平成5年と言えばバブルはとっくにはじけ、不況真っただ中のときです。そんな時勢に、鳥羽の一介の雑木林に3,000万円もぽんと払ったのは、千葉県の日林建商株式会社、東京の株式会社ペースジャパン、八王子市の山京コンサルタント株式会社、立会人をわざわざ設定して、これが静岡県浜松市の興和地産、鳥羽とは何の接点もない会社ばかりです。不思議なことに、これら4社が共同設立した株式会社ペースジャパンなる会社は、法務局へ一度も登記をしていません。4社とも契約書に署名・捺印した所在地には存在すらしていません。全くの幽霊会社となっております。ところが、立会人の興和地産は、最近になって平成9年5月12日に、鳥羽市内の有力建設会社と縁戚関係のある人物との間に代理人委任を結んでいます。この人物に松尾生産森林組合との賃貸契約及び開発行為にかかわる一切の行為を委任する一筆を入れているんです。賃貸借契約書の第10条契約の解除の項には、「当事者の一方が起因して本事業遂行が不可能になったときは、その第1原因者たる当事者の一方がその損害を弁償しなければならない」、こう規定しています。明らかに今回の処理場建設が該当します。
再度、念を押して確認しますが、こういういわくつきと思われる土地ですが、市長ははっきりと問題ないと断言できるのですね。市民が不利益をこうむるトラブルは絶対起きないのですね。明快にお答えください。
私は、最後に発言したいと思います。松尾町はこれまで20年にわたり、カラスや悪臭、煙害、ダイオキシン、農地への影響、これらすべて松尾町民は鳥羽のためにと忍耐をしてみえました。同じ地域に代々押し付けるべきではないと私は考えます。そういう意味で、仮に鳥羽に広域処理施設をつくるにしても、松尾町は除外するのがこれまでのご苦労に報いる道であると私は考えます。
以上で私の質問を終わります
松尾問題その後とゴミ減量化基本計画
2000年(平成12年)6月議会
◆12番(戸上幸子君) 現在、鳥羽志勢最大で緊急の課題になっているごみ・し尿問題について市長の見解をただします。あわせて、現状を正確に判断するための諸材料も提供し、鳥羽のごみ問題をどう解決していくのか、私の提案も行います。
市長、今市民の間でごみ・し尿問題について新たな関心が沸き上がっています。市民運動も始まっています。私は質問を準備するに当たり、先進地の実情調査だけではなく、多くの各界の市民の意見を伺ってきました。市長の答弁を、ごみと環境、命と安全に関心を寄せるすべての市民が注目をしております。それは今後の鳥羽のごみ・し尿行政そのものにも影響していくでしょう。その点をしっかり踏まえられてご答弁されるよう求めます。
最初に、この間の経緯にかかわる市長の政治責任について3点伺います。
まず第1に、市長は1日の広域連合全員協議会後の記者会見で当面施設建設は見送ると表明しました。3月時点からの180度の転換です。なぜ転換しなければならない事態になったのか、行政側の姿勢のどこに問題があったと認識していますか。さらに市長は、新役員にかわって内諾撤回の上申書を提出してきた、反対の声も大きくなりと、いかにも松尾町の態度変更に責任があるかのように答えております。市長としてのあなた自身の責任と反省の弁は一言もありませんでした。市長は現在もそういう認識でいらっしゃるのか。見送りになった責任は松尾町にあり、あなたには責任がないと考えているのですか。はっきりとご答弁をいただきたいと思います。
第2に、白紙撤回したものではない、引き続き松尾町と交渉していくとも答えています。松尾町民の総意は、区長自身が言明されているように内諾撤回そのものです。白紙に戻せということです。市長は昨日の答弁で、あきらめていないなどと町民の総意を逆なでするような態度を平然と語りました。町民の結論を受け入れない、あくまでやるんだという姿勢は、市長が議会でもおっしゃっている、住民こそ主人公の理念とどう整合するんですか。明確にご答弁をいただきたいと思います。
第3に、広域連合での公金横領事件です。
広域連合とはいえ市民にも直接影響し、当議会でもたださなければならない筋の問題です。事件は公印が無原則に扱われたのが原因ですが、この件での市長の管理責任をどうとらえていますか、お答えください。
次に、本市のごみ問題をどう解決していくのか、ごみ減量化・資源化が不可欠ですが、市は現状をどう認識しているのか、そしてどう解決していこうと計画しているのかをお尋ねします。あわせて、私の実践と提案も行います。
鳥羽市のごみ量の多さは観光地の宿命です。何も市民がよそに比べてたくさんごみを出しているというわけではありません。やみくもに鳥羽市はごみが多い、減量化をと言っても何も始まりません。市が今やらなければならないことは何か、それは、各分野で始まっている市民のごみ減量化の取り組みの声を拾い上げ、先進地の実践にも学び、ごみ減量化の方策を市民に提供することだと、このように私は思います。議会としても、行政にやれ、やれとハッパをかけるだけではだめで、ともに対策を考える責任を負っていると思います。
まず第1に、鳥羽市のごみの実態の問題についてお聞きします。
ごみ減量化の基本計画をつくるためには、ごみの量と質の実態を把握しなくてはなりません。しかし市は、ごみの実態調査を行っていません。あるのは、市全体での総量と種類別総量です。生ごみについても、家庭からの量、ホテル、旅館などの観光施設からの量、事業所からの量、それぞれの実態が把握できていないでは減量化の方法は具体的につかめません。市民への説得力もありません。私は何度もモデル調査をすべきと担当課には提案をしてきましたが、いまだに実施の動きがありません。なぜモデル調査をしないのですか。
第2に、資源化をどう図るかの問題です。
新聞、ダンボール、雑誌、雑紙、布、牛乳パックを毎月定例で回収している各地域の子供会や、プレハブを設置して回収しているボランティアの方など、市民は積極的に取り組んでおります。これを全域に広げることがどうしても必要ですが、なぜリサイクルの日のメニューに加えていないのですか。市が今計画している毎年10カ所のごみステーション設置とあわせてリサイクルの日のメニューに加えれば、よりスムーズに進むのではありませんか。経費もかかりません。そういう弾力的運用が今求められていると思いますが、いかがですか。
第3に、その他のプラスチック類問題です。
本市は埋め立てています。容器包装リサイクル法完全実施に伴い、伊勢市などでは業者に引き取らせています。昨日の同僚議員の質問に対して課長は、今年度モデル地区をつくり来年度をめどに完全実施したいと答弁しました。施設、規模など準備体制を具体的にどう進めるのですか、お答えください。
第4に、ダイオキシン規制への対応でバグフィルター等の改善工事に一刻も早く着手しなければなりません。地元の皆さんの安全と健康を第一に考えて、すぐにでも取りかかるべき課題だと思います。市民は切望しております。その見通しとめどをはっきりとご答弁いただきたいと思います。
第3に、職員体制の問題です。
現在、保健環境課の環境係は庶務担当を入れてわずか4名です。ざっと考えても、市民の各種団体への啓蒙はもちろんのこと、一般家庭、事業所の実態調査や事業所への説明会と指導、バグフィルター工事の検討、計画、ごみ基本計画の作成など、問題は山積をしております。現在のような体制でごみ問題にまともに取り組むことができますか。課長クラスをごみ対策課長に位置づけ、万全の体制をとることが市長の責任だと考えますが、人的体制をどうしますか。
以上、お尋ねします。
次に、私の解決方向を提案します。提案に当たって、私は2つの調査をしてみました。一つは、我が家の実態調査です。もう一つは、清掃センター職員さんへのアンケート調査です。これらを踏まえて提案をいたします。
まず、私は我が家のごみ排出の実態調査から始めてみました。一般家庭の一例になると考えたからです。3人家族です。1カ月の調査です。その1カ月間のごみ量をまとめたのがこのパネルです。全体の総量、我が家の1日一人当たりのごみ量は872グラムでした。このうち生ごみは226グラムで、全体の26%を占めていました。これはあくまで我が家の調査ですが、そういう結果が出ました。資源化できたのは、リサイクルに回すことができたのは、872グラムのうち720グラムでした。リサイクル率は82%。資源化できなくて焼却、埋め立てに回ったごみは、ごみ率18%でした。
例えば、見にくいかと思いますが、ちょっと紹介してみますと、生ごみは226グラムでした。これのリサイクル率、私のところは生ごみは電動の生ごみ処理機で、そして、切り花だとか、野菜などは庭に埋めているわけですが、これが100%いかないで95.5%でした。その理由というのは、肉についた骨が電動にはかけられないということで、その分が焼却処分に回ったということです。
新聞類などは100%、段ボール、布類、こうしたものも100%でした。これは鳥羽市では現在実施していませんが、ボランティアさんがやっているのに毎回利用させていただいて、うちでは100%資源化になっております。その他の可燃ごみ、これはちり紙とか小さなレシートのようなものですが、これはそのまま焼却処分です。リサイクル率は0%。
次に、紙パックですが、これは紙パックの中でも牛乳パックとジュースのパックがあります。牛乳パックの方はハローに持ち込んでいますのでこれはリサイクルされていますが、ジュースの方はできません。その結果、82%です。
ペットボトル、トレイ、これは100%。その他プラスチックは、市が行っておりませんので0%。アルミ缶、スチール缶や瓶は100%。そして、瓶の中でも一升瓶が入っていましたので、これはリターナブルということで40%がそちらに回っています。
こういう結果がざっと見て出ております。
この取り組みの中でわかったことなんですが、我が家の場合、第1に生ごみを資源化すればごみは4分の3に減るということ。2番目に、新聞、段ボール、牛乳パック類などをリサイクルすれば、ごみは56%減るということです。この中で新たな発見をしましたのは、庁舎内でも数年前から始めているそうですが、私ども議員だと書類をいっぱいもらうわけですけれども、そういう雑紙類を資源化すればかなり焼却処分に回るごみが減るということです。56%減りました。3番目に、その他プラスチック類、これも5%ありました。これが我が家の1カ月間調査の中で見えてきたものです。
これを踏まえて、市が減量化を進める方向と課題を私なりに3点提案します。
1番目に、生ごみについて一般家庭の生ごみ処理機などについてもっと啓蒙を図り、市の補助額の引き上げも含め普及を図れば、生ごみは鳥羽全体でも大きく減量できる可能性があるということ。
2つ目には、営業の生ごみです。これは家庭全体のごみの半分を占めていると担当課では言っております。大きな旅館やホテルは独自に生ごみ処理を実施するよう市が協力を求めることが緊急の課題です。幸い鳥羽市には、先進の取り組みがあります。ホテル戸田家さんが既に平成5年に容量300キログラムの処理機を2機設置し、独自で生ごみ処理を行っています。1日に排出されるごみ量は最高で約150キログラム、これを48時間かけて処理しています。ごみは3分の2に減容され、肥料になります。市の教育関係者や度会町のお茶農家、南勢町のミカン農家に販売をされています。1日150キログラムもの生ごみが減るし、肥料として役立ち、土に還元されると。まさに一石二鳥です。この例をもっと普及すべきだと思います。
先日、ごみゼロの日の広域連合の学習会でも、農業リサイクルシステム協会のコンポストが展示されておりました。そして、実演しました。2時間で肥料となって出てきたわけです。お話を聞きましたら、1日に500世帯の生ごみ処理ができ、価格は300万円ということでした。今後、さらにさまざまなメーカーの商品開発が進むことだと思われます。鳥羽市には離島などの経験もあります。市のごみ処理のランニングコストを考えれば、市は処理機の導入についての補助も当然考えてもいいと私は思います。昨日の課長答弁で優遇制度の検討について触れましたが、具体的に営業用生ごみ処理をどれだけの規模で減量する見込みを持って取り組むのか、これがないと取り組むことができないと思うんですが、その点はどういうふうになっているのか、明らかにしてください。
3番目に、その他プラスチックについてです。先ほど来言っておりますが、シャンプーや卵トレイ、菓子袋や発泡スチロールなどです。私のところが出すごみステーションも可燃ごみの日の量はめっきり減って、逆に非資源化のごみが多くなっております。目に見えて変化があります。市民の自覚が高まっているからだと思いますが、このごみは残念ながら埋め立てられております。現在の最終処分場はビニールシートもありません。当面できることとして、埋立物を極力減らすことが大切だと思います。伊勢市などのように、分別収集を実施して業者に引き取らせることが大切です。
これが私の3つの提案です。
次に、私は減量化を図るためには、実際の現場の清掃センター職員さんの生の声を市民も私たちも知り、耳を傾け対応することがまず先決ではないのか、そういう思いに駆られ、アンケートをお願いしました。議員の皆さんと議長、そして、市長と担当課長のところには配らせていただきました。ごらんいただきたいんですが、このアンケートには清掃センター職員さんの日々の労働の中での率直な、そのままの声が反映されており、市民みんなが考えなければならない問題が提起されていると思います。
私が特に大事だと思った意見は、作業中一番困ったことは何かという問いに対しまして、スプレー缶が可燃ごみの中に混入して焼却作業中爆発して危険な目に遭ったと、マナーを守ってほしい、こういう声です。そして、すべて私たちは手で触って処理しているということをぜひ市民にも理解していただきたいと。また、上の人にも1日体験をして自分の目で感じてほしい、こういうようなご意見もありました。市長のご感想はいかがでしょうか、お伺いしたいと思います。
以上で第1回目の質問といたします
◎保健環境課長(浜岸好夫君) それでは、戸上議員の質問のうち、詳細なところにつきまして私の方から答弁をさせていただきます。
まず1点は、家庭、旅館等のごみ質あるいは量の実態調査を行っているのかといった部分でございますけれども、家庭や旅館といったぐあいにはごみ質の実態調査は行ってはおりません。旅館等事業者のごみは許可業者が集めたり、自己搬入となっておりますので難しい部分があります。
参考に申し上げますけれども、清掃センターのピットのごみ質の検査は行っております。平成12年1月の測定によりますと、厨芥類55.4%、紙、木、わら類で22.7%、ビニール、樹脂等で14.6%、皮革類で20%、その他1.9%となっております。
次に、現在も行っておりますけれども、紙類あるいは紙パック等の収集を現在行っているリサイクルの日に行えないかということでございますけれども、紙類の分別収集についても、これについては特に雨対策が必要となってきます。今後考えていく必要があると思いますけれども、現状の体制においてはできないと思っております。
その他のプラスチックをどのような方法で分別収集を行っていくのかという部分ですけれども、その他プラスチックの分別を来年から取り組むということで、昨日世古議員にもお答えさせていただきました。今後どのような段取りで行っていくのかという方法論ですけれども、現在のリサイクル分別の日にその他プラスチックのコンテナを設置して行っていくか、それとも別の日に行うか、あと、搬出方法等いろいろとあると思います。それについては、実施するまでに検討をしながら実施を考えていきたいと思っております。
それから、14年度のダイオキシン対応を一刻も早くというところでございますけれども、保健環境課といたしましても一刻も早くしたいとは考えております。ですけれども、今までの現状を申し上げますと、焼却処理施設の排ガス高度処理施設整備計画を行った後、設計を組んで補助金の申請を行っていっても、平成14年11月がぎりぎりというような判断をしておりますので、ご理解を願いたいと思います。
それから、現在行っている電動生ごみ処理機の補助額の引き上げはできないのかという部分ですけれども、今のところ1軒で2万円で2個ということは4万円まで補助するというふうになっておりますけれども、今後の情勢を考えながら引き上げ等については考えていきたいと思っております。
次に、営業者の生ごみ施設をつくった場合の補助ということですけれども、確かに現在鳥羽ではホテル戸田家さんが行っておりますが、いろいろ方法論を考えた上で検討していきたいと思っております。この部分についても、昨日世古議員には一部お答えをさせていただきました。
それから、どれだけの規模の減量を考えているのかというところでございますけれども、広域連合での計算によりますと47.3%、これは十数年後というような考えでおりますけれども、こういった過大な計画ではいけないと思っておりますので、今後基本計画等の中で、あるいは総合計画の中で考えていきたいと思っております。
以上、答弁とさせていただきます
◎保健環境課長(浜岸好夫君) それでは、戸上議員の再度のご質問のうち、2点ほどご答弁させていただきます。
戸上議員は、ごみ質、ごみ量の件のところで、東村山市の方へ視察に行ってモデル的なところを見てきたということでございますけれども、私どもも今後、先進地視察等を行った上で20歳代とか、あるいはひとり暮らし等のごみ質あるいはごみ量のモデル調査を考えていきたいと思っております。
それから、紙の分別の雨対策ができないということで先ほど私申し上げましたけれども、今後そういった点につきましては、自治会からの要望を取り入れ、あるいは戸上議員さん等の意見等も参考に受けとめさせていただきまして、今後実施していきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
家電リサイクル法
2001年(平成13年)6月議会
◆12番(戸上幸子君)家電リサイクル法施行に伴う鳥羽市の現状と対策について伺います。
法施行後、古くなったエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を処分する際、リサイクル料などとしてお金が要るようになりました。これまでは松尾清掃センターに粗大ごみとして持ち込むと1キロ5円、数百円で引き取ってもらえました。ところがリサイクル料金と運搬料金を合わせると、一番安い洗濯機で3,220円、一番高い冷蔵庫では6,330円もの費用がかかります。消費者にとって大きな負担です。法施行直前の3月、松尾清掃センターには1年分相当の持ち込みがあったということです。ここにも負担の重さが証明されていると思います。
その結果、各地で不法投棄が問題になっています。鳥羽市の不法投棄場所は何カ所あると現認をしていますか。また、現認している場所に対し、家電リサイクル法施行後、不法投棄を防ぐどのような手だてを講じましたか。その効果は上がっていますか。離島に家電メーカーが指定する引き取り場所がありますか。ない離島の住民は本土の指定場所まで輸送しなければなりません。負担の現状と軽減をどう考えていますか。リサイクル法は消費者と小売店、自治体に負担を強いる一方、不法投棄が後を絶たないなど重大な欠陥を持ち、各地で改正を求める声が出ています。
鳥羽の小売店でも話を聞きました。洗濯機で4,400円、冷蔵庫では8,300円も消費者からもらわざるを得ない。この不況下で、お客さんにとっては大きな負担で、私たち小売店も本当につらい、事務量が煩雑になり、また量もふえ、本当に気を使っている。なぜ家電メーカーが責任をとらないのか、納得のいかないリサイクル法だと、こういう不満の声ばかりでした。市はこうした現状をどう認識していますか。お答えください。
◎市長(井村均君)家電リサイクル法施行2カ月、鳥羽市の現状と対策についてお答えをいたします。
まず、1点目の不法投棄場所は何カ所あるかについてですが、現在数カ所あることを承知しておりますが、今後現場を確認した上で順次対応してまいりたいと考えております。
次に2点目の不法投棄を防ぐため、どのような手だてを講じたかについてですが、その防止策としてはごみ箱や看板の設置といったことは考えられますが、この方法については抜本的な不法投棄の防止対策になるものかどうか疑問を感じるところであります。これまでも市民への呼びかけや指導等を行ってまいりましたが、今後も不法投棄をしないよう市民の意識を高めることが重要でありますので、その啓発を行ってまいりたいと思っております。また、鳥羽郵便局と産業廃棄物の不法投棄情報の提供に関する覚書を結び、郵便局職員からの情報をいただく予定になっておりますが、そういうような対応をあわせて行っていきたい。また、市民からの協力も大いに得たいと考えております。
次に3点目の、離島に家電メーカーが指定する引き取り場所があるか、また負担の軽減につきましては、家電メーカーが指定する引き取り場所は市内には一カ所もありませんが、近くでは伊勢市上地町と松阪市京町にございます。指定場所までの収集、運搬料金、リサイクル料金とも消費者の負担となりますが、離島住民の海上運搬費の負担軽減については考えておりません。
次に4点目のリサイクル法についてですが、この4月以降において廃家電品の不法投棄が急激にふえたという認識は持っておりません。この法の改正を求める声も確かにありますが、市としてはスタートしたばかりですので、その状況を見守ってまいりたいと思います。
12番(戸上幸子君)
私が事前に担当課に調査したときにも、不法投棄場所について、これまで注意、看板を立てたのは30カ所から40カ所だと、こういうふうに答えております。市長の答弁ですと、法施行後は数カ所しか放置されていないと、このようにおっしゃいましたけれども、実は私も市内全域をここのところずっと車で回ってみました。
例えば具体的に言いますと、看板の立っていない不法投棄場所も今浦、本浦間の旧道に5カ所、そして松尾から今浦に抜ける道路に3カ所などありましたし、明らかに新しくて家電リサイクル法施行後に捨てたと見られる4品目もありました。このままでは、不法投棄場所も数もどんどんふえていくのではないかと心配になりました。市長の認識は数カ所にしかないので、これからも市民の意識を高めるように頑張っていきたいというようなことでしたけれども、そういうことを言っているようでは遅いわけですね。私は抜本的に解決するためには、現在捨てられている山のようなごみを一掃するということが大事なのではないかなと思います。
群集心理というのがありまして、捨ててあるところには悪いけれども捨ててもいいかもしれないと、そういうふうに思ってしまうわけですね。ですから市として、今あるごみを一掃する、それぐらいの費用をかける値打ちがありますし、「広報とば」でも市民の不法投棄がこういった箇所にあり、それを解消するためにこれだけの税金を使っております。そうしたことも大いにPRすれば市民の意識も向上すると思うんです。
このこととも関連しまして、昨年度不法投棄されたごみの除去等を行うクリーンアップ事業、これは国の緊急雇用対策事業の一環としてやられたものですが、これを予算計上しておりました。それは、当初見込んでいた効果を今どれぐらい上げているのか、担当課長にご答弁をいただきたいと思います。
国崎町建設予定問題とゴミし尿処理の基本的考え方
2001年(平成13年)12月議会
12番(戸上幸子君) 鳥羽志勢広域連合のし尿処理施設、ごみ処理施設建設に当たっての情報公開、住民合意の問題と、市の今後の生活排水処理施設整備計画についてお聞きします。具体的に、3点お聞きします。
まず第1点、鳥羽市からの建設候補地として国崎町で説明会が実施されております。住民への情報公開と住民合意が不可欠だと思います。この点について、情報の開示は十分なされて話が進んでいるのか、お聞きいたします。
第2点目として、し尿処理施設建設に当たっての市長の基本認識について2点お聞きします。私はし尿処理施設の建設はごみ処理施設とは切り離すべきだと考えてきました。なぜかといえば、その理由は二つです。一つは、いわゆる迷惑施設の建設はその一つの受け入れでも大変なことで、住民合意のためにはかなりの年月が必要になります。ましてや、広域ともなれば、よその町のごみとし尿、これを一緒に受け入れることになり、なおさらです。二つの施設の受け入れは住民にとっては非常に高いハードルになります。一方、建設期限は迫っています。
理由のもう一つは、ごみ処理施設のダイオキシン規制は国の規制が強化される来年の12月を目指して、本市初め広域参加の各自治体が既に取り組みに着手をしました。補助金もありますから、少なくとも7年から10年は現在の施設を活用するということになります。ごみ処理についての研究は日進月歩で進んでいると専門家は一致して指摘をしております。その推移を見きわめて対応することも賢明な策ではないでしょうか。市長、いかがでしょうか。
基本認識の2点目ですが、建設地の発想転換が求められているのではないでしょうか。行政はし尿処理施設は迷惑施設ではないと市民に言いながら、やっぱり建設地を水源地の上流など山奥に求めようとしてきました。まず、行政自身が意識改革をして、市民の監視の目が届きやすい町中に建設地を探すのが妥当ではないでしょうか。市長、いかがでしょうか。
次に3点目です。現在のし尿処理施設の建設とともに、中・長期的に見れば下水道や合併処理浄化槽など、生活排水処理施設の整備が基本の課題です。平成8年に市の生活排水処理施設整備計画が策定されております。この計画は相差、畔蛸は特環、離島、鏡浦地区は漁業集落排水事業、加茂川上流部の岩倉、河内、松尾、白木は合併処理浄化槽の重点地区としております。しかし、現在取り組んでいる特環も財政的に大変な負担であり、今後の推進は厳しいものがあります。下水道は、処理施設よりも運搬施設である管渠に莫大なお金をかけなければなりません。一方、合併処理浄化槽ははるかに安く、工事日数もわずか二、三日で済みます。そのため、全国では香川県寒川町のように合併処理浄化槽で面的整備をする自治体が急増をしております。生活排水垂れ流しの明慶川や大明西、東のハゼ川などの景観や悪臭の問題で、市民が困っています。生活排水対策推進計画の見直し、拡充を図り、現実的課題としなければならない時期に来ていると私は痛感しますが、いかがでしょうか。
◎市長(井村均君)鳥羽志勢広域連合のし尿処理施設、ごみ処理施設建設に当たっての情報公開、住民合意の問題と市の今後の生活排水処理施設整備計画についてのご質問ですが、まず、住民への情報公開については必要であると認識をしており、現在お願いしております地域の皆様方には生駒市のエコパーク21、それから豊橋市の複合施設等の最新施設のビデオを用意いたしまして、このようなものをつくるんです、ぜひご協力をお願いしたいというふうなことで、情報を視聴覚機器を使ってお願いをしております。
現在のし尿処理施設建設に当たっての私の基本認識でありますが、ごみ・し尿リサイクルプラザなどを複合施設としてできれば、建設コストや放流水等いろいろな面で一番よいと考えております。
議員がおっしゃるように、確かに、まず、とりあえずし尿処理施設をつくる、そして何年か後に、私ども鳥羽市を例にいたしますと、松尾町にお願いをしておるのは平成23年まででありますから、今直して14年12月からダイオキシン対策で修理をしましたものを使いかけても23年には終わらなければならないということでありますから、し尿処理の施設ができて供用開始をするころには、もう既に次のごみ焼却施設の設計に入っていなければならないということで、引き続いて努力をしていかなければならないと思っております。
特定の地域ばかりを探しているのではないかということでありましたが、そうじゃなくて道路の問題、あるいは建設の場所の単価の問題とか、あるいは住民の生活から離れた場所でするとかというふうないろんな条件を考えて、各市町で場所をいろいろと探してきたところであります。戸上議員のご提案のように、市民の監視の目が届きやすい場所に建設できれば、それは大変結構なことでございますので、ぜひとも安価で適当な場所がございましたら、議員の方からもご紹介をしていただければ、大変私ども助かりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
次に、鳥羽市の生活排水対策推進計画の見直し拡充につきましては、確かに私どもも現在、合併浄化槽でしか、この鳥羽市の対策というのはないのかなというようなことも考えておりますが、中間目標年度が平成15年度となっておりますので、平成7年度に策定した計画の実施状況の効果検証を行った上で、今後の方針や施策等の見直しを図ってまいりたいと考えております。
12番(戸上幸子君)まず、情報公開と住民合意の問題なんですけれど、市長は視聴覚ビデオを使ってということでおっしゃられましたけども、それはあくまで一つのモデルであって、国崎町に建設するとかそういうものではないわけですね。住民に配られた資料でいいますと、これまでにわずか2枚です。そして、建設される地図が1枚と、こういう状況です。これで、果たして本当に情報公開と言えるんでしょうか。住民が合意するためにはやはり、きちっとした情報公開、それをもとによく勉強もできると、そういうことが必要だと思うんですけれども、余りにも情報が非公開になっていると、そう言わなければならないと思います。住民が納得するためには、行政側のその努力なくしては合意は絶対にあり得ないと、私は過去3回の例からも思います。
次に、市長の基本認識を伺いました。まず、し尿処理施設とごみ処理施設を切り離してはどうかということを私は聞いたわけです。市長は、コスト面で一緒に建てると一番よいのだというようなご答弁でしたけれども、では、どうしても複合施設でなければならない理由というのは先ほどの答弁からは何もなかったわけですね。なぜ、市長は複合施設にここまで固執されるのかと私などは思います。既に3カ所も断られておりますし、そこからやはり、教訓を引き出すことが必要ではないかと思うんですね。市長がプライベートなことで固執されるのはいいかもわかりませんけども、やはり、連合のリーダーとしては、柔軟な対応が、期限が迫っているだけに求められているのではないかと私は思います。
次に、町中の建設の問題ですけれども、先般、議会の経済建設常任委員会が静岡県掛川市を視察しました。驚きました。市役所の隣にし尿処理施設と下水道施設が建設されておりました。行政と環境ゾーンとして位置づけられ、住民には市役所、し尿、下水道、この3点セットでスムーズに了解してもらったということです。
全国的に見ても、市役所の隣にどーんとし尿処理や下水道の施設が建っているということはほんとに珍しいことだと思うんですね。一同、感心をしたわけですけれども、私は行政みずからが迷惑施設と考えていないということに大変感心しました。きっと住民は、市役所の横に建てるんだから、まあ心配ないだろうと、そういう意味で、何ていうんですかね、何よりの説得力を持ったと思うんですね。この施設は生物循環パビリオンと名づけられておりまして、植物動物微生物のエコサイクルについての学習施設が設けられておりました。これなど、大いに参考になることではないかと思います。
市長は、よかったら戸上議員、町中、大変結構なことなので、ご提案もくださいと、そのようにおっしゃられたわけですけれども、私、市長が検討したのかどうか、お聞きしたいところがあります。現在、安久志地域に広域のし尿、志摩五町、南島、そして南勢の一部のし尿が搬送されております。海洋投棄の船に積み込まれているわけです。私も周辺に住んでおりますが、2トン車、10トン車が頻繁に走っておりますが、もうなれているのか、ほとんど違和感を感じません。むしろ、大変な仕事をしてもらっているなあとそのように思うぐらいです。ただ、しかし、し尿を海に積み込むときの悪臭に付近の市民は非常に困っております。風向きによっては、頭が痛くなるほどと、こうおっしゃる方もいます。課題は臭気対策だと思います。これがクリアできないものかと私は思うわけです。この地域は図書館、体育館、さらにひだまりと非常に恵まれておりますし、みんなの目が行き届きます。みんなの公共用地というべき場所です。現在、市はこの地域を将来の下水道用地としておるわけです。そうしますと、下水道もし尿処理施設も処理水の放流水質基準はほとんど同じだとこういうことも担当課で聞きました。既に市が下水道指定しているわけですから、放流についても理解が得やすいと思います。市長、候補地としてこうしたところを検討はされたのですか。お聞きしたいと思います。
もちろん、断っておきますが、し尿処理施設のみの話です。この辺、誤解があると困ります。
市長がたびたびおっしゃるガス化溶融炉、このごみ処理施設は爆発事故も起こっております。有害ガスが気化するなど、安全面が確立しておりません。現段階では到底認められるものではありませんので、断っておきたいと思います。
次に、3点目の排水対策です。市長は平成15年がちょうど中間地点に当たるので、効果を検証し、見直しもしていきたいと、こういうことをおっしゃられたわけですけども、平成15年までにはあと2年もあるわけですね。この間にどんどん、同じ志摩広域でも大王町、阿児町で下水道施設の建設が進んでしまいます。非常におくれをとるということになるわけです。
なぜ、こういうふうになっているかということなんですけども、昨日の議会でも行政の縦割りの弊害というのが議論されました。私も質問準備の過程でこの縦割り行政を痛感しました。合併処理浄化槽は保健環境課の担当なんですね。この課は例えば、猫の死体を片づけるとか、汚い面倒なことをやってくれている非常に忙しい課ですが、浄化槽の補助申請の受け付けをしております。すると、同じ生活排水対策でも、一方下水道は都市計画課の担当です。では、この都市計画課で生活排水の検討をしているのかといえば、現在はそうではなくて下水道係2名がおりますが、この2名は相差、畔蛸の特環の仕事にかかり切りになっているということなんです。それでは一体どこが鳥羽市全体の生活排水の整備計画を考え、着手していくのかということです。市長が先ほどおっしゃられたように、効果を検証していくといっても、一体どこの課がやっていくのかということが全く明確になっていないわけです。
一方、先ほども言いましたように、明慶川の問題、またハゼ川の問題など、市民が日常困っているようなことがあるわけですね。合併浄化槽の設置数は平成12年度末で580世帯ということです。相差、畔蛸の特環地域を除くと、まだ全世帯の7%程度です。この点で一体どこが、鳥羽市の生活排水対策を責任を持って考えていくのか、プランを立てていくのか、この点について市長、どのように考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
◎市長(井村均君)し尿の問題で悪臭の提言をいただきました。私もいろいろと候補の中の一つだと考えてまいりました。といいますのは、下水道の終末処理施設用地として当時確保をしていた土地でございまして、現在周辺の方々に大変ご迷惑を、臭気の問題でかけているというふうなことで、今後はここの臭気対策も含めて考えなければならないということで、いろいろと考えてまいりました。現在のところ、ある場所にお願いをしているところに集中をさせていただいております。
それから、ガス化溶融炉の問題でありますが、科学技術が進歩したから大丈夫だと戸上さんがさきに言われて、今度はまた、ガス化溶融炉はいけないという分でありますが、認識はやはり、科学技術が今進歩しまして、何々がいけないという部分をですね、14年12月供用を開始するために、すべての日本中の業者が今、大きな進歩をしつつあります。私どもがし尿処理場ができた時点で次に考える時代には、もう既に実証炉がたくさんありますから、恐らくすばらしい焼却施設ができるものと、しかも安価にできる時代が来ると、そういうふうに考えております。
ごみ焼却につきましては、ですからすぐにの問題ではない、ただ複合施設としての場所としては、ぜひ、複合施設が欲しいなという意味であることを、ご理解をお願いしていただきたいと思います。
それから生活排水対策推進計画の見直しの問題で、どこが計画を進めていくのかという問題でありますが、下水道、環境、建設等で連携をとらせて進めていきますが、総括的には環境係にさせたいと考えております。
12番(戸上幸子君)安久志の下水道処理施設についての下水道用地について検討はしたのかと、私、聞きました。市長は、候補地として考えてきたと、しかし、付近住民の臭気対策などもあり、ということで、現在は国崎に集中をしておると、そういう答弁であったと思います。また、複合施設についてもこれまでどおり固執していくと、こういうことですね。私、答弁聞いてまして、それだったらいつまでたってもどこにも建設予定地というのは見つけられないんじゃないかなと、そういう気がしてきました。市長が議員の皆さんにもいろいろ意見を出してくださいということで、私も候補地として検討はしたのかと前向きに聞いたわけですね。そのことに対して、意見を求めた市長の方がほんとにこれまでどおりの域を出ない答弁で、非常に残念に思います。これではほんとにいつまでたってもできないのではないかと、そういう思いがいたします。
情報公開の問題なんですけれども、施策の意思形成過程から情報公開をして、市民参加のもとで行政を進めるというのは、これはもう全国の大勢ですね。先ほども言いましたように、国崎町に提出された資料はわずか2枚の資料と地図だけと、それでビデオを見ただけと。これでは本当に情報公開とは言えないわけですね。十分に考える資料が行政の方から提供されたとはとても言えない状況です。
先日も新聞のコラムで市の閉鎖性が指摘されておりましたが、各種審議会の公開といい、市長の根本姿勢を変えていただくことが、もうこれは必要だと私は改めて痛感をいたしました。
市長は、すべての情報を持ち、また、権限も持っているわけです。だからまあ、おれに任せとけと、そういうことになるのかもわかりませんけども、そういう手法というのはほんとに古いのであって、現在は行政の側から提供された情報に基づいて市民が考え、市民が選択すると、そういう時代です。市長の姿勢の根本転換を求めたいと思います。指摘しておきたいと思います。
国崎町へのゴミし尿処理場建設になぜ反対するか
2002年(平成14年)3月議会
12番(戸上幸子君)ごみ・し尿処理場建設候補地問題についてお聞きいたします。
鳥羽志勢広域連合は1月末に国崎町を候補地と決定し、2月1日には地元で全体説明会が行われました。市長は、全員協議会に対し「106軒中90軒が参加し、非常に関心が高いと思った。厳しい意見があった。受け入れないという声もたくさんあった。しかし、早期に間に合うようお願いをしていきたい」−−こう報告されました。
その後、現地では、17日から4回、班ごとに説明会が開かれました。そのときの様子はどうだったのか、連合事務局に聞きましたところ、78世帯が参加し、賛成意見は班に1人あるかなしだったとのことでした。生駒エコパークへの参加者も10人でした。国崎町への建設に対する住民合意はもはや不可能なのではありませんか。市長は、現在の進捗状況をどのようにとらえておられるのか、伺います。
◎市長(井村均君) ごみ・し尿処理場建設候補地問題について、現在の進捗状況をどうとらえているのかというご質問でございます。
鳥羽志勢広域連合首長会及び広域連合議会におきまして、国崎町にある県のビジターズ推進機構所有の土地を施設建設の候補地としてお願いすることで広域としての方向がまとまりましたので、2月1日、広域連合長として国崎町に出向き、このことについて住民説明会を開かせていただき、お願いさせていただきました。
その後、4日間かけて、各組での説明会を行い、2月28日に先進地視察を行ったというのが今までの経過であり、現状でございます。説明会の中では、賛成の声もありましたが、厳しい反対の意見も多く出ました。その後、役員改選があり、新しい町内会役員、漁業協同組合役員が決まりましたので、早速、新役員と十分に話し合いを行い、広域連合事業として鋭意努力してまいりたいと考えております。
12番(戸上幸子君)市長からは、役員選挙があって、新役員と話し合いをし、協議をし、努力していくと。まだ取り組んでいくというような答弁があったわけですが、私は率直に申し上げて、市長の判断は住民の思いとずれてきているのではないかと言わざるを得ないわけであります。説明会で賛成者はほとんどいない、反対署名も第1回目の全体説明会のときに既に取り組まれて、過半数を超えている、これが現状です。
市長はまだこれからもやっていくということでしたけれども、お願いが足らないのかというと、そうではないわけですね。もう十分にお願いしてきたわけです。2月1日までにグループごとに10回の説明会が持たれております。1日もやった、4回の説明会もやった、もう、これで十分だと思うんですね。これ以上続けるということは、率直に言って、連合のごり押しと受けとめられてもしようがない、そういうところまで来ていると思います。強行していけば、抜き差しならない事態になってしまうと思いますが、市長はその点をどう考えていらっゃるのか。私は、町民の多数が反対という意思表示を市は厳粛に受けとめる時期に来ていると思います。
そこで、市長に、具体的に伺います。
3点ですが、まず、あくまでも住民合意が前提と、この鉄則は守られるのですね。二つ目に、合意なしに強権発動されることはありませんね。三つ目には、住民の意思決定を具体的にいつどういう形で判断されるんでしょうか。先ほど、新役員と協議をするということでありましたが、これまでの議論を経て、新役員にそうした判断を意思表示してもらうのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
◎市長(井村均君) 確かに、大変、反対の声が強かったわけであります。特に年が明けまして2月1日に広域連合の候補地ということでお願いしに行った際、大変厳しい意見も出ました。しかし、また、中には賛成をしてくれる意見もありました。そして、2月17日以降、四つの組に分かれて、それぞれの説明会をさせていただきながらお願いしてきた。確かに、2回目の組は総反対のような意見でありましたが、この種のものはどうしても反対の声が非常に大きくなって、賛成という気持ちのある人の部分が出せない部分もあろうかと思います。確かに、旧役員の方々は大変いろいろとご心労されたわけであります。新しく町内会、漁業協同組合の役員が決まりましたので、ぜひ同意を得るようにお願いしていきたいと思います。
ただ、戸上議員から「強権発動するのか」という部分がありましたが、そういう気持ちは全くありません。ただただお願いしていきたいと考えております。
12番(戸上幸子君) 市長は、強権発動をするなんていうことは考えていない、ただただお願いをしていくとおっしゃったわけですけれども、その、ただただお願いというのが、市長からとればお願いかもわかりませんけれども、住民の側にとっては非常な圧力に受けとめられると。ひいては「私たちはこんなに反対の意思表示をしているのに、そうした自分たちの主権者としての思いが何でこんなに踏みにじられるのか。自分たちはノーと言っているではないか」ということになってくるわけですね。だから、市長がお願いと言っても、住民にとっては、それが非常な圧力になっている、これは現実だと思いますね。そういうところを、市長がやっぱりしっかり認識していただくということが、これからの問題として非常に大切だと思いますが、市長、その点はいかがですか。
私は、これからの連合のあり方として、し尿はともかくも、ごみを一緒に連合でという発想は、やはり国崎のことを見ましても、これまでけられてきた松尾や阿児町や磯部、そういうところの問題を見ましても、そういった広域処理という発想はやめるべき時に来ているのではないかと思います。
ごみ問題の解決、幾つかの先進例がありますが、最近テレビで報道された例で、非常にいいことを聞いたなと思ったのは、インターネットでとりましたが、鹿児島県の川辺町というところです。ここは「小さな町の大きなチャレンジ」としてテレビでは取り上げられておりましたが、焼却灰に特定の触媒とナトリウムを混ぜて化学反応によって塩素を取り除き、ダイオキシンを99.7%まで無害化に成功したと。来年度からは、実際、国の補助が4分の1つくようになりました。今、全国から視察がひっきりなしだということです。そして、この実験が大変信頼性が高いということは、近くの鹿児島大学も協力しておりますし、あと、摂南大学の宮田教授、この方はダイオキシンの問題を非常に早くから指摘していた人ですけれども、こうした人も一緒に研究している。そうすると、今、視察に訪れているのが埋め立て処分場ですね、ダイオキシンで汚染された、そういう人たちが、何とか自分たちも解決できないかということで押し寄せているらしいんですけれども、こうしたことも鳥羽市では、ガス化溶融炉みたいなことで出ておりますけれども、また、大いに参考にできる事例ではないかと思いますので、研究もしてほしいと思います。
もう一つ、国崎町では非常に反対というのが、ほぼ町民の総意のところまで進んできていると私自身は受けとめておりますが、さきの議会でも提案しました。市の下水道用地−−「びだまり」の横ですけれども、この用地を地盤沈下防止技術などの研究も含めて、やはり真剣に検討、研究すべきではないかということを提案させていただきたいと思います。
市長、このごみ問題については、率直なところ、国崎の現状をどう受けとめて、どう解決していくのか、もう一度答弁をいただきたいと思います。
◎市長(井村均君) し尿についてでありますが、ただただお願いすることが圧力をかけるという部分での戸上議員のご指摘であります。確かにそういう部分もあろうかと思いますが、全く聞く耳持たずで、当初から反対だという形で、むしろ非常に強い発言力で他人を遮るという部分もやはり出てくるわけであります。視察をしてもらったら理解ができますよという部分、それも拒否するだけで、全く見てみようかとか、理解しようとかいう部分がない部分もあります。そういう部分を、できたら理解していただいて、何とか広域でし尿処理を陸上処理をしないと大変な時代になってくるというふうに思っております。
また、いずれし尿処理場ができたら、すぐにごみ焼却場についても取りかからなければならないという私どもの市の事情もあります。松尾町には平成23年度までしか、あの部分は借りていないという部分、そこの部分もよろしくご理解をお願いしたいと思います。広域でつくれば、やはり安くなるという部分を追求していきたいと思います。
鹿児島の例、私も新聞だったか、雑誌で読み、非常に興味を持っております。ごみ焼却に関しては、あと5年たちますと大変な進歩をしていると私は思っております。ですから、方法論については、その時点で考えたらいいことで、とりあえずし尿処理を陸上でやらないと困るんだという部分で、頑張っていきたいと思っております。
し尿処理場は3つの基本原則を守って建設候補地選定を
2003年(平成15年)12月議会
◆16番(戸上幸子君) それでは、一般質問を行います。
激動の2003年もあと1カ月を切りました。1年を締めくくる12月議会で、私は市政としての方向をきちんと出しておかなければならない2つの問題、鳥羽小建設とし尿処理施設建設に絞って質問をいたします。市長、教育長の明快な答弁を求めます。2点目の広域連合のし尿処理施設建設について質問をいたします。
本市にとってはし尿処理施設建設は待ったなしの課題です。今、議会も当局もともに力を合わせ、一致して建設への尽力が求められております。そこで、住民の不安を解消し、一刻も早く当該施設を建設する上で関係住民が懸念している諸点について連合長である市長の見解をお聞きいたします。
1、速やかな建設地実現のためには3つの原則、すなわち情報公開を基本に据えた住民の納得と合意、ごみ処理施設との分離、徹底した環境保全、これが不可欠要件だと考えますが、連合長としての市長のご見解はいかがですか。
2、住民合意について。現在広域連合が候補地検討をお願いしている白木町で反発の声が上がっております。その根本原因をどう分析していますか。
3、ごみ処理施設分離についての地元不安も払拭されておりません。将来とも合設しないとの保証はないんですか。
4、環境保全について。放流水が岩倉水源浄水場の下流と計画されております。放流水自体に含まれる塩素ほかの環境と生態系への影響度合いをどう判断していますか。
5、市長は白木町を最後の候補地で不退転の決意でとしております。私はかねてから安久志の下水道用地を建設用地として提案してきましたが、候補に該当しない化学的根拠は何ですか。
以上、お答えください。
◎市長(井村均君) 戸上議員の第2問目、広域連合のし尿処理施設建設についてお答えをします。
議員ご指摘のとおり、し尿処理施設建設につきましては、住民の意見や疑問を十分お聞きして、皆さんと情報を共有しながら安心して納得をいただくことが基本と考えております。また、し尿処理施設とごみ処理施設とは分離をいたします。
環境保全につきましても、豊かな自然を守るため周辺環境に及ぼす影響について徹底した調査を行い、高度な処理設備により処理水質と臭気対策には万全を期して安全な施設を建設してまいります。
2点目の住民合意につきましては、10月4日に白木町で説明会を開催し、以後、類似施設の見学や施設を説明したビデオをお届けして理解を深めていただけるよう努めております。
また、これまで不調になった経緯に対する質問、環境汚染を懸念するご意見などには、説明会や懇談会を開催してお答えをしてきました。さらに、それぞれの方の疑問等にお答えしてご理解を賜るように努力をしております。
3点目のごみ処理施設との分離につきましては、白木町にはし尿処理施設のみを建設させていただきたいとお願いをしております。将来においても白木町にごみ処理施設を建設しない旨書面による約束もしたいと考えております。
4点目の放流水による生態系への影響度合いにつきましては、塩素滅菌は使用しない計画であります。また、その他水質による生態系等への影響につきましては、計画しているし尿処理施設は膜分離及び活性炭処理による高度処理を行い、極めてきれいな処理水を確保するため、その影響はないものと考えられます。
5点目、戸上議員ご提案の用地は埋立地であるため、コンクリート杭か土壌改良により土地の耐力を−−地耐力といいますが、地耐力を増強したとしても現在市民の森付近にある事務所などの構造物と違いまして、工作物の中に大きな槽、重量のある機械類や配管、電気設備などを整備しなければなりませんので、し尿処理施設を建設するには問題もあり、ぜひとも白木町の皆さんにご理解とご協力をお願いしたいと、そういうふうに考えております。
以上、ご理解を賜りまして、答弁といたします。
16番(戸上幸子君)市長の見解は3原則についてですが、市長の見解は情報の共有、安心と納得、ごみ施設との分離、環境への徹底調査ということでした。この点は評価いたしますが、もしも連合の最初の候補地の段階からこの基本姿勢に立っておれば、住民の受けとめ方は大きく変わっていたはずだと思います。
次に、住民の納得と合意についてですけれども、説明会や懇談会で理解を深めてもらっているとの答弁でしたが、私のもとへも声が寄せられております。よそで全部断られたものをなぜ自分のところへ持ってくるのかという感覚的な反発、交通量の増大、今でさえ歩道が整備されなくて危険、風向きによるにおいの発生などへの不安、地権者への複雑な思いなどなど幾つかの要因が混在して反対の声になっているのが特徴です。
表だってきちんと反対を言えない人もいることを見逃してはいけませんし、賛成表明の方でも心から全面的に歓迎しているかといえばそうではないこともあります。この複雑な現地で納得と合意を得るためには、今四つの対応が私は必要だと考えます。市長のご見解をお聞きいたします。
一つは住民の皆さんが抱かれている疑問や心配に対し、理性的、化学的に正しく答えることです。この点で、まだ不十分だと私は思います。例えば、においについてですけれども、広域連合が全世帯へ配布した8月の「鳥羽志勢だより」では、施設からのにおいは出ないのとの質問に、施設の中でも外でもにおいませんと、こう断定をしております。しかし、実際は、多くの議員も視察をしたわけですけれども、豊川市や掛川市にしても施設の中ではし尿特有のにおいは確かにしました。説得しようとする余り、事実に即しない断定はかえって信頼を失うのではないでしょうか。
二つ目に、住民の不安について説明とともにきちんと文書で解決策を示すことが大切だと考えます。例えば、交通量が増加しますが、今でも歩道がなくて自転車通学など危険なんです。事故も起こっております。施設建設に伴い道路の拡幅や歩道の設置、こうした点はきちっと文書で示すべきです。また、万が一事故が起きた場合の危機管理体制についても文書で約束すべきです。こういう一つ一つを積み重ねることが信頼関係につながるのではないでしょうか。さらに、根底に地権者への複雑な思いがあります。そのあたりの事実経過は一体どうだったのでしょうか。
三つ目は、白木のまちづくり、住民の皆さんの暮らしの向上とし尿処理施設の一体化です。私たち議会は2年前、経済建設常任委員会で掛川市を視察しました。掛川市は市役所の一角にし尿処理施設、生物循環パビリオンを建設しておりました。市役所とセットの建設ということで地元は快諾をしました。し尿処理施設は迷惑施設ではない、環境行政としてこうするんだとの基本姿勢を市の一等地へ設置することで、市みずからが率先していました。大変驚き、感心し、こういう発想もあるものだと教えられました。
そういう視点から見れば、白木町は鳥羽の外れです。公共施設、何もありません。ふだん、行政の光が当たりにくいところです。そこへいきなりし尿処理施設だけぽーんと持ってくる。それで承諾をという方が無理というものではないでしょうか。市は白木のあの一帯を鳥羽のまちづくりの将来構想としてどのように描いているのか。各種のリサイクル施設、環境や水質の検査施設やホール、道の駅なども併設し、その中にし尿処理施設もある、市民が憩える環境の里づくり構想などを描いてみてはどうなのでしょうか。
最新の施設ができれば、視察客も来ます。そのにぎわいを地元発展に生かす工夫、白木の皆さんの仕事の場がふえる、これまでの白木は通過点でしかなかったけれど、鳥羽・志摩の住民の往来があって、商売の道も開けるような工夫。国や県も今、リサイクルの分野には非常に力を入れております。担当課に補助メニューも研究させてみてはどうでしょうか。
それとともに、白木の皆さんに直接役立つ支援策をどう検討しているのでしょうか。何らかの感謝の形を表現するのは当然のことです。連合はどのような対案を持っているのですか。
四つ目に、最終の判断はあくまでも白木町住民の総意にゆだねることです。結論は自治組織としての町内会がみずから決めた決定方法に即して民主的手続と討議によって導き出すものです。内政干渉に当たるような動きをしてはならないと思いますが、市長の見解を伺っておきたいと思います。
次に、ごみ処理施設との分離についてですが、書面による約束と、これまでにない答弁だったと思います。行政としての公的な誓約書と理解していいのでしょうか。
16番(戸上幸子君)まず、し尿処理施設の問題について3回目の質問を行います。
し尿の海洋投棄完全禁止は19年2月です。18年末にはすべての処理施設を完成させなければなりません。来年から正味3年間です。まさに瀬戸際です。これまでの行政の不手際、それが厳しい責めを負うのは当然です。
しかし、今、私たち議会も市政と住民に責任を持つものとして、どうすれば打開できるのかということを考え抜くときだと考えております。今回、私はこの立場で質問をしました。
市長は、ごみとの分離で誓約書の締結など新しく踏み込んだ答弁をしました。白木の皆さんの自主的・民主的な検討による判断を尊重することも言明しました。道の駅を含む地域活性化対策についても調査・検討したいと言及をいたしました。その点を確認しておきたいと思います。
最後に、市長が答弁した地域まちづくり起爆剤としての6項目の約束ですが、それもきちんと公文書として協定する方向なのかどうか、その点をお答えいただきたいと思います。
白木町住民要望の諸事項実行はどうなっているか
2005年(平成17年)3月議会
16番(戸上幸子君)次に、広域連合のし尿処理場建設に伴う地元まちづくりについて質問いたします。
去る2月21日に開かれた広域連合議会で、建設工事請負契約締結議案と予算が可決されました。連合長である市長は、期日が迫っているため直ちに着工すると述べられています。この間さまざま紆余曲折がありましたけれども、これで懸案であった10万住民のし尿処理場がようやく建設される運びになりました。私は一昨年の12月議会で、処理場建設に伴って危険な通学路の改善や道の駅の設置を初めとした地元白木町の皆さんに直接役立つ支援策を求めました。これに対し市長は地域活性化対策を検討したいと答弁されました。建設着工が決まった今、地元要望実現もまた現実味を帯びなければなりません。
そこで伺いますが、市長が検討を表明された地元支援策はどうなっておりますか。特に学童が毎日身の危険を感じながら通っている国道167号線の通学路設置については、し尿処理場の建設に賛成した人も反対した人も一様に早期実現を切望しております。いかがでしょうか、お答えください。
16番(戸上幸子君)地元支援策については検討している旨の答弁でしたが、一昨年の12月議会に比べますと随分トーンダウンといいますか、方向が明確性が出ていないように感じました。地元からは35項目の要望も出されております。それらに誠実に対応されるよう強く要望し、再度通学路建設に絞ってお伺いしたいと思います。
通学路で実際に子供の事故が起こり、川側に歩道を設置するということがもう待ったなしの懸案事項となっております。県の方もやりたい、やらなければということなのですが一向に進まない。こう着状態が数年続いております。なぜかといいますと、過去に県行政に問題があり、住民の強い不信感から地権者の理解が得られないことがネックになっているからです。
質問に当たり、改めて県担当課で直近の進捗状況を聞きました。県はようやく立ち会いを終了し、これから住民の声を反映した図面を完成させ、地元に公開し説明をする。そして理解を得て用地買収に入りたいということでした。しかし、問題は、それが19年2月からのし尿処理施設の供用開始に間に合うかということです。
聞くと8月までに図面を完成させ、毎年予算をつけて計画的に設置すると、こういう悠長な答えでした。それもそのはずで、県の担当課5名が説明をしましたが、し尿処理施設工事が着工するということを一人も知りませんでした。もっと交通量がふえると知って早くやりたいと深刻に受けとめておりました。
そこで具体的にお聞きしますが、し尿処理施設は国道敷に送水管を埋設する工事をします。平成17、18年度です。歩道設置工事をこれとリンクさせ、可能なところで同時進行で行うべきではないのか。また工事の進捗を図るために、より危険なのは松尾交差点側であるわけですけれども、そこがネックになっておりますので、白木町側、両側からの工事着工も検討すべきではないのか。そのためには広域連合と県担当課、双方の調整の会議が必要ではないか。いかがでしょうか。この点ご答弁ください。
歩道が3メートルであれば、国の補助は受けられる。しかし2メートルであれば県単事業で工事の進捗が図れる。しかし県単予算が一気につくのか、そういう問題もあります。処理施設の工事が進むとともに白木や松尾地域の支援策も同じように進んでいってこそ、これまでの地元の信頼と期待にこたえる道であると私は思いますが、連合長である市長のご見解をお伺いいたします。
◎建設課長(杉原俊雄君) 戸上議員再度のご質問の国道167号線の松尾白木間の歩道の設置に関しまして、私の方から答えさせていただきます。
この国道の松尾から白木間には歩道がないことから、過去にも事故が起こっておりますことから、県の方に強く要望を重ねてきました。その結果、県もこの間の歩道設置要望に理解をしていただき、平成14年度に白木松尾の両町の関係者に事業説明会を開催し、公図が混乱していることから公図の整理をするために用地立ち会いに協力をしてほしいことのお願いをしてきました。翌15年度と今年度の2カ年間で用地立ち会いを進めてきましたところでございます。今後もこの地権者の理解と協力を求めながら公図混乱の整理をしなければ用地買収にも入れないことから、残る1筆の解決に全力を挙げて取り組んでいるところでございます。
歩道の設置は、先ほど戸上議員からも言われました河川側に計画しておりまして、国道と白木川が接近している箇所がございますので、そこは河川の切りかえが生じてまいります。したがいまして、河川部局との協議が必要となってまいります。この協議以降でなければ住民の説明会も開けないことや、また用地買収に入ることもできないために、県としまして、し尿処理施設の平成19年度の供用開始までの歩道完成は大変難しいと思います。
次に、し尿処理施設からの処理水の放流管を歩道へ埋設する工事のリンクはできないかということでございますけれども、同時施工は工事が錯綜するということもありまして、それとまた工事着工の時期が合わないことも考えられますので、恐らく別々の工事になると思います。
それから歩道設置工事の着手を公図混乱地域を避けて白木町、松尾町の両方から同時に工事着手をしたらどうかとのご提案でございますけれども、白木町側に第二伊勢道路の白木インターチェンジが来ますことから、白木町の交差点の改良が必要となってまいります。歩道の設置工事を先行してしまいますと二度手間になるということもありますので、工事着手は松尾町側から先に着手をする予定と聞いております。今後も完成に向けて県に要望し、また調整会にも諮っていきたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます
16番(戸上幸子君) 先ほど市長から2月21日の連合議会で地元町民からの30項目が確認されているという旨の答弁がありました。しかし、鳥羽代表の広域連合議員によりますとそういった事実はないということでしたが、文書化はされているのでしょうか。再度答弁を求めます。
そして通学路の安全の問題ですが、今回のし尿処理施設の建設の仕様書にも、工事中十分交通安全には努めなければならないというようなことも事細かく特に力点を置いて書かれております。いろいろ難問がありますが、しかしともかく19年2月に少しでも近づけるように市長、また連合長として県などにもかけ合い、予算を集中してつけてもらうように、ぜひそうした取り組みもしていただきたいと思います。これは要望をしておきます。
◎市長(井村均君) し尿の問題でありますが、2月21日の広域連合での定例議会での質問がありまして、地元協議会との約束の問題がありましたので、そこで今後きちっと地元の皆さん方の要望を受け入れて対応をしていかなければならない、そういうことでの課題が残っていますよということの確認の発言をさせていただきました。
以上です。